「湯の花」に女将の願い込める コロナ終息祈願のアマビエ動画が公開
2020年5月28日(木) 配信
大分県企画振興部広報広聴課は5月28日(木)、新型コロナウイルス感染症終息を願い、自宅のおフロを楽しむキャンペーン「まだまだ うちフロ」を開始した。動画の公開とともに、大分県内の女将たちによる手書きメッセージが付いた「湯の花」をプレゼントする。
このほど発表したのは、温泉でシンクロナイズドスイミングをするPR動画「シンフロ」(2015年に同県から発表)を、妖怪「アマビエ」が踊る動画。
アマビエは「疫病が流行ったとき、自分の姿を絵に描いて人々に見せるように」といった伝説があり、新型コロナ感染拡大を受けてSNS(交流サイト)などで話題になっている。
また、「うちフロ」を楽しんでもらうために、天然入浴剤「湯の花」(7個入り)を1000人にプレゼントする。湯の花は同県の明礬温泉の温泉蒸気を結晶させて作られており、体の熱の放散を抑え湯冷めを防ぐ効果がある。
パッケージには、同県の旅館・ホテルの女将や従業員の、コロナ終息や再開を願うメッセージが書かれる。
ツイッターで「うちフロ(@uchifuro)」をフォローし、動画ツイートをリツイートすることでプレゼントの応募ができる。
同県は、緊急事態宣言が解除されても、「県境を越える観光についてはまだ我慢の時期」としたうえで、「アマビエの動画をお守り代わりにご覧になっていただきながら自宅のお風呂を楽しんで、体を温めて免疫力を高めてほしい」と願いを込める。