長い籠城明ける熊本城 特別見学通路、熊本県民限定で6月1日オープン
2020年5月29日(金) 配信
熊本城(熊本県熊本市)は新型コロナウイルス感染拡大防止のため延期していた「特別見学通路」を、6月1日(月)から熊本県民限定で公開する。
2016年4月に発生した熊本地震で甚大な被害を受けた熊本城は、19年10月に大天守外観復旧による特別公開を行った。
第2弾として4月29日公開を予定していた「特別見学通路」は、地上約6㍍の高さから、天守閣や二様の石垣、重要文化財の櫓群などをはじめとした熊本城の姿を観覧することができる。
6月1(月)~18日(木)までは熊本県民に対する公開となり、県外からの入場は段階的に緩和する予定。
同市は県外の人にも楽しんでもらえるように、熊本城おもてなし武将隊が見どころを紹介する動画を公開している。
新型コロナ拡大防止対策として、マスク着用の徹底、消毒液の設置、施設内の消毒と清掃を行う。当日整理券方式での人数制限を行い、健康状態などを確認するシートへの記入を入場者に要請する。
公開時間は午前9~午後5時(最終入園午後4時半)まで。料金は高校生以上500円、小中学生200円、未就学児無料。