北海道の野口観光グループ 6月から全館営業再開 全従業員に慰労金支給も
2020年6月3日(水)配信
野口観光グループ(野口秀夫社長、北海道登別市)は、緊急事態宣言の解除を受け、6月1日(月)から全館で営業を再開した。同時に全従業員に対し、休業への慰労金を支給することを発表した。
新型コロナウィルスをはじめとする感染症対策を社内で共有、安全衛生面に最大限配慮しながら来館者を迎える。
同グループの所属スタッフには雇用の確保を大前提とし、休業などを実施した。再開にあたり、野口社長は「休業=休みで楽ということではなく」、「出勤のバランスを取りながらの事業運営となりその協力に苦労をかけた」、「感染の恐れを抱えながらも、出勤時にはお客様サービスに全力を注いでくれた」ことを労いたいとの意向で、総額で約2400万円の慰労金を約1100人の社員とパートタイマーのスタッフに支給することにした。