高校生の「観光提案」動画を募集 観光甲子園、6月22日(月)からエントリー開始
2020年6月10日(水) 配信
観光庁は6月8日(月)、高校生を対象とした観光動画コンテスト「観光甲子園2020」の募集要項を発表した。エントリー期間は6月22日(月)~7月10日(金)。「観光」や「地域開発」に興味のある高校生の180秒動画作品を募集する。
昨年から始まった同事業は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2カ月遅れでスタートする。
予選動画作品受付は10月26日~11月6日。決勝大会は2021年2月7日、兵庫県の神戸大学総合研究拠点コンベンションホールで行われる。
同イベントでは、高等学校の探求型学習をサポートするJTB(髙橋広行社長)のプログラム提供と、産官学連携を目指す観光業界の企業、各種団体の協力を得る。
新たな方針として、説明会から動画の作成のサポートまで、すべてのプログラムをリモート環境に対応する。持続可能な社会を目指す考え方を導入し、eラーニングプログラムや学校行事と連動した体系的な教育プログラムを提供する。
部門は①【訪日観光部門】日本を愛する外国人をもてなす独創的な滞在交流型観光プラン②【ハワイ部門】持続可能な社会を考えるスタディツアーを企画③【日本遺産部門】地元に残る日本遺産の背景を深堀りして観光客を呼び込む旅のプラン――の3つ。
動画作成にあたり、SDGs時代の観光を体系的に学習できるラーニングプログラムや、観光系大学コンソーシアム教授陣による観光学の魅力を伝えるメンタリングなど、サポートプログラムも充実している。
また、コンテスト説明会はZOOMを利用し、6月20(土)、24日(水)の日程で開催する。