福島県・吉川屋 医療監修経て、6月5日(金)営業再開
2020年6月12日(金)配信
福島県・穴原温泉の匠のこころ吉川屋は6月5日(金)、営業を再開した。同3日(水)には、医療関係者による感染症予防対策のリモート講習会も実施。「新型コロナウイルス対応ガイドライン」について最終確認するとともに、医師の解説を通じて運用面での理解を深めた。
訪問看護や教育事業を手掛けるハレ(前田和哉社長、東京都港区)が、旅館サービスと新型コロナウイルス感染症双方の視点から、館内各所での対応策を監修した。講習会ではハレと業務提携する医療法人社団・天照会(東京都葛飾区)の内野勝行理事長が、約70人の社員に向け、リモート解説を行った。「手袋を着用するだけでなく、着脱方法も大切など、運用面で学ぶことが多かった」(吉川屋社員)という。
同館の畠ひで子女将は「医療関係者が感染症対策の監修に入った施設として、より安心して過ごしてもらえる宿を目指したい」と話す。