国内旅行消費額、1―3月期は20・5%減の3兆3473億円に
2020年6月16日(火)配信
観光庁がこのほど発表した2020年「旅行・観光消費動向調査」の1~3月期(速報)によると、日本人国内旅行消費額は前年比20・5%減の3兆3473億円となった。このうち、宿泊旅行は同19・3%減の2兆6201億円、日帰り旅行が同24・5%増の7272億円だった。新型コロナウイルス感染症の拡大による外出自粛の影響が大きく、緊急事態宣言が発出した4~6月期は大幅減が予想される。
日本人国内延べ旅行者数は、同22・3%減の9381万人となった。このうち、宿泊旅行は同17・5%減の5282万人、日帰り旅行が同27・7%減の4098万人。
日本人国内旅行の1人1回当たりの旅行単価は、同2・3%増の3万5683円となった。宿泊旅行は同2・2%減の4万9600人、日帰り旅行が同4・5%増の1万7745円だった。