JATA、新会長に東武トップの坂巻氏が就任 JTBの髙橋社長が副会長に
2020年6月23日(火) 配信
日本旅行業協会(JATA、1196会員)は6月22日(月)、東京都内で2020年度定時総会を開いた。任期満了に伴う役員改選で、新会長に東武トップツアーズの坂巻伸昭社長が就任し、新役員体制が決まった。
副会長には、新たにJTBの髙橋広行社長が加わったほか、ワールド航空サービスの菊間潤吾会長と日本旅行の堀坂明弘社長は留任する。3期6年にわたり会長を務めた田川博己氏は退任し、特別顧問に就く。
坂巻会長は就任のあいさつで、JATA会員や関係機関、お客、観光庁や地方自治体など、あらゆる方面の人々と向き合うことの重要性を強調。今後の協会運営について、「テーマは、共に歩む『協調』、共に作る『共創』。旅行の原点である『人』としっかり対面し、いろいろな方々から意見を聞けるような体制を構築したい」と力を込めた。
また、6月15日付でJATA保証社員となったエイチ・アイ・エス(HIS)は、正会員として決議され、山野邉淳取締役上席執行役員が運営役員に就任した。
なお、事務局長は、越智良典氏の退任に伴い、元KNT-CT取締役グループ事業推進本部長の池畑孝治が選任された。