【北海道】日本遺産「炭鉄港カード」を配布 23種コンプリートでプレゼントも
2020年6月25日(木)配信
2018(平成30)年度に文化庁が認定した日本遺産「本邦国策を北海道に観よ!~北の産業革命『炭鉄港』~」の魅力を伝える取り組みとして、炭鉄港推進協議会(事務局:赤平市、北海道空知総合振興局)は6月19日(金)から、「炭鉄港カード」23種類の配布とコンプリートキャンペーンを開始した。
カードは赤平、小樽、室蘭など炭鉄港に関する構成遺産をもつ12の市町にある観光施設や道の駅などで23種類を、2021年3月末まで配布(各カードは3千部でなくなり次第終了)している。9月30日(水)までは、23種をすべてを集めた先着100人に「コンプリートカード」「特製カードホルダー」「炭鉄港オリジナルポスター」の3点をプレゼントするコンプリートキャンペーンも実施している。
炭鉄港とは、空知の「石炭」、室蘭の「鉄鋼」、小樽の「港湾」、そしてそれらをつなぐ「鉄道」を舞台に繰り広げられた北海道近代化の礎となった歴史・産業遺産の物語だ。当時の繁栄の足跡は、空知の炭鉱遺産、室蘭の工場景観、小樽の港湾そして各地の鉄道施設など、見る者を圧倒する本物の産業景観として今でも数多く残っている。