出張手配にかかる時間は平均1時間以上 マイナビBTMが「出張実態調査」を発表
2020年6月25日(木)配信
マイナビ(中川信行社長、東京都千代田区)が運営する法人向け出張手配・管理サービス「マイナビBTM」はこのほど、2019年の1年間に宿泊を伴う出張に行った約500人を対象とした「出張実態調査」の結果を発表した。「紙の出張申請書」を使っている人は全体の約4割、1回の出張手配にかかる合計時間の平均は62分だった。
出張申請を行う場合、主に使っているツールは「出張申請書(紙面)」が41.0%と最も多かった。次いで「出張申請書(電子データ)」が25.2%と、出張申請書を使って申請を行っている人は合計66.2%だった。一方「ワークフローシステムや経費精算システムなど」を利用している人はわずか13.8%だった。1回の出張手配(ホテル、航空券、新幹線等の予約すべて)にかかる時間は平均62.2分。16.5%もの人が2時間以上かかったと答えた。
出張業務で特に面倒なことは「ホテルの手配」が最も多く、56.6%。次いで「航空券・新幹線など、交通機関の手配」が46.0%となった。約半数の人が、ホテルの手配を面倒だと感じている。出張業務で会社に対して改善して欲しいことのトップ3は、面倒だと声の挙がった2項目に加えて、「出張費の精算業務」が続いた。
調査はマイナビニュース会員507人を対象に、2020年2月3日(月)~7日(金)にWEBアンケート形式で実施した。