外出自粛で疲れた心を癒して びわ湖の日、外輪船ミシガン運航再開
2020年6月26日(金) 配信
琵琶湖汽船(川添智史社長、滋賀県大津市)は「びわ湖の日」(7月1日)、「びわ湖観光を盛り上げていきたい」との思いを込め、新型コロナウィルス感染拡大防止のため全便運休していたミシガンクルーズの運航を再開する。
再開にあたり感染防止対策として、換気や消毒などの徹底、1 便あたりの運航時間短縮に伴う運航ダイヤの変更、船内サービスの見直しなどを実施。イベントクルーズの運航は、当面の間中止する。
3密回避のための取り組みとしては、運航ダイヤ・航路の変更し、1 便あたりの乗船時間を80分から60分に短縮。事前予約制による乗船人数を当面の間旅客定員の約3割程度に抑制。船内レストランおよびデッキ座席のレイアウト変更したほか、船内レストランをランチや休憩に利用できる自由席スペースとして開放する。
ブッフェ料理やコース料理の提供は、新型コロナウィルスが収束するまでの間中止し、2種類のランチボックスを事前予約制で販売する。メニューはその日の仕入れ状況などで変わる。
また、船内の人気演出の1つであるミシガンパーサーによる音楽ライブショーは当面実施を見合わせ、観光案内のみとする。
「ミシガンは、自転車と同じ位の速度でゆっくりと進みます。のんびりした時間が流れるなか、デッキからは、びわ湖の美しい景色や比叡山・坂本の街並みを見ることができます。船上ピクニックを楽しんでいただけるので、外出自粛で疲れた心を癒しください」(担当者)。