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クラブツーリズム、安心・安全に向けた取り組みを制定 「3密」を避けた新基準ツアーも

2020年6月26日
編集部:入江千恵子

2020年6月26日(金) 配信

ホームページに公開した動画の一例

 クラブツーリズム(CT、酒井博社長)は 6月18日(木)、新型コロナウイルス感染予防に対する取り組みとツアー参加者へのお願いを、動画と併せてホームページで公開した。お客が安心してツアーに参加できるよう、感染症予防対策を徹底する。また、独自のガイドラインに沿った新基準のツアー「クラブツーリズム ニュースタイル」を売り出した。

 基本対策は①3密対策②接触対策③飛沫対策④体調管理――を軸とする。具体的な取り組みは、添乗員やスタッフの検温やマスクの着用などの体調管理、消毒液の設置、ツアー参加人数の制限、対策ガイドラインを順守している施設の選定などを行う。

 ツアー参加者へのお願いには、健康チェックシートへの記入やソーシャルディスタンスの確保、各自での手荷物運搬などを挙げる。

 動画は約3分にまとめられ、これらの内容がツアー出発前、受付、ツアー中など、場面ごとに分かりやすく説明している。

 “新しい旅の形”のツアーとして売り出した「クラブツーリズム ニュースタイル」は、同社のガイドラインに基づいて作られた。バス1台の人数を19人以下に限定し、「密集」「密閉」「密接」を避けた旅を提供。バス座席はお客同士の距離を考慮するほか、換気機能のある観光バスを利用する。ツアー中は、自由散策や通常より長い滞在時間など、密を避ける工夫を取り入れる。なお、8月出発までの貸切バスは、窓側席のみ利用とする。

 6月18日(木)に売り出しを開始し、首都圏、関西圏、中部圏、北海道、福岡県出発の約40コースを展開。当面は、日帰りバスツアーや日帰り現地集合プランなどを中心としていく。

クラブツーリズム基本対策

1.3密対策:ソーシャルディスタンスの確保やツアー参加人数の制限、利用する空間の換気を実施 

2.接触対策:接触部分の定期的な消毒や適切な場所への消毒液等の設置、接触機会の削減を実施

3.飛沫対策:マスク類の着用や他者との距離の確保、飛沫拡散機会の削減を実施 

4.体調管理:体調の確認や検温などを実施

同社の具体的な取り組み

1.ツアーディレクター(添乗員)および当社スタッフの検温などの体調管理の徹底

2.ツアーディレクター(添乗員)および当社スタッフの、業務中におけるマスクまたはフェイスガード等の着用

3.バス乗降口など適切な場所への消毒液等の設置

4.ツアー参加人数を限定し、人と人との距離を考慮したバス座席に案内。8月出発まで貸切バスは1人2席または窓側席のみの利用(送迎バス、路線バスは除く)

5.車内換気システムのある貸切バスを利用(一部、島しょ部を除く)

6.バス車内の接触箇所は、毎日消毒を実施

7.ツアーでは自由散策など密を避ける観光と長めの滞在時間を用意※ガイディングレシーバーの使用など、密集しない対策を取り団体行動へご案内する場合あり

8.各業界の対策ガイドラインを順守している観光・食事・宿泊施設を選定

ツアー参加者へのお願い

1.ツアー参加前に検温を実施ください。熱がある、咳が出る、喉が痛いなどの症状がある方はご参加いただけません

2.ツアー参加前に健康チェックシートに記入し必ず提出ください

3.定期的な手指の消毒とツアー中のマスク類の着用をお願いします

4.熱中症対策のため、屋外では人との距離を確保し適宜マスクを外してください

5.ツアー中のソーシャルディスタンス確保にご協力ください

6.バス車内での飲酒・食事・大声での会話はお控えください

7.手荷物の運搬や写真撮影は接触機会削減のため各自でお願いします

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