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JTBベネフィット、リモートワークで生じる課題に対応 新福利厚生サービス提供開始

2020年6月30日
編集部:入江千恵子

2020年6月30日(火) 配信

JTBベネフィットの「えらべる俱楽部」
エデンレッドジャパンの「チケットレストラン タッチ」

 JTBグループで企業向け会員制福利厚生サービスなどを提供するJTBベネフィット(中村一郎社長)は7月1日(水)から、総合福利厚生サービスに食事補助を付帯した新サービス「リモート社食withえらべる倶楽部」の提供を始める。リモートワークにおける福利厚生を充実させ、社員が抱える心身の不健康化・経済的負担などに悩む企業の課題解決に対応する。

 同サービスは、福利厚生向け電子食事カード「Ticket Restaurant ® Touch(チケットレストラン タッチ)」を提供するエデンレッドジャパン(マリック・ルマーヌ代表取締役)と共同開発した。

 「チケットレストラン タッチ」は、レストランやコンビニエンスストアなどの加盟店で食事や飲食物が購入できる食事補助サービス。「全国どこでも」「外勤や内勤の区別なく」利用可能で、オフィスのほか場所や時間に捉われないリモートワークに対応可能な福利厚生となっている。

 一方、JTBベネフィットの「えらべる俱楽部」は、スポーツクラブや旅行、グルメなど家族を含めた余暇を充実させる会員制の福利厚生サービスで今回、食事補助を付帯した「リモート社食withえらべる倶楽部」が誕生した。

 同サービスは、各種ビジネススキルや英会話などの無料eラーニング292講座も含まれ、企業はリモートワークで創出した時間を自己啓発に活用してもらうことも可能となっている。

 コロナ禍でリモートワークの普及が拡大する一方、運動不足などの健康面や、経済的負担など従業員が抱える悩みも表面化してきている。企業は法定外福利厚生を充実することで、従業員の満足度向上と企業価値向上につなげていく。

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