クラブツーリズム、「リアル形式」の入社式実施 新型コロナで3カ月延期に
2020年7月6日(月) 配信
クラブツーリズム(CT、酒井博社長)は7月1日(水)、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期になっていた入社式を新宿住友ビル(東京都新宿区)で開いた。新入社員120人を前に、酒井社長は「(6月の)社長就任時に『旅が持つ力を、いちばん信じる会社でありたい』と心に誓った。ともに挑戦を続けていこう」とエールを送った。
今年度の入社式は、各企業で中止やWeb上での開催が相次ぐなか、同社では感染防止策を講じたうえで、実際に対面する「リアル」形式で実施。新入社員は4月1日(水)の入社以降はオンライン学習をしながら自宅待機が続いていたが、この日が初出社となり、同期が一堂に会した。
酒井社長は、ウィズコロナやアフターコロナにおける旅行のあり方や、同社の強み、新戦略について説明。また、基本的な心構えとして「クラブツーリズム・ミッションの実践」「お客様第一主義の徹底」「クラブツーリズム・コンプライアンスポリシーの遂行」の3点について理解を求めた。
新入社員代表のあいさつでは「企画から添乗まで一貫して旅に携わる『旅のデザイナー』として働くことに憧れ、入社した。未曾有の影響をもたらしている新型コロナウイルスの流行の中でも時代に合った新しい旅の形を作り、社会に貢献していきたい」と決意を新たにした。