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MaaSに対応した新ビジネス挑戦 事業改革で持続的成長へ 国際自動車

2020年7月6日
編集部:馬場遥

2020年7月6日(月) 配信

国際自動車 ロゴ

 国際自動車(西川洋志社長、東京都港区)はこのほど、100周年を迎えたのをきっかけに事業改革を行うと発表した。組織とコストを最適化し、持続的な成長と安定的な収益の確保をはかる。

 新型コロナウイルスの影響で、「新しい生活様式」のほか、デジタル化やMaaS(サービスとしての移動)が社会インフラとなることで、「移動のあり方が大きく変わる」(同社)とみる。そのうえで、「事業の質と財務基盤の強化、新しい時代のモビリティサービスを構築することが急務」として、新ビジネスへの挑戦を行う。

 試みとして、役員の専任化に始まり、本社を9部2室体制から3部2室体制へスリム化し、現場主義に転換する。効率化重視の経営体制として、社長室を新設し内部監査室を発展強化する。グループ会社19社を10社に統合し、「kmグループ推進部」を設置する。

 MaaS対応型新ビジネスモデルの構築も行っていく。

 コロナ禍の影響による観光客の移動スタイルの変化や、その他加速度的な変化に合わせ、小型観光自動車ビジネスへの展開を急ぐ。

 半径500㍍以内の空車タクシーを呼ぶことができる配車アプリ「フルクル」の機能強化を行う。

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