プリンスホテル、ご当地食再発見メニューを展開。地元の生産者が育てたご当地食材や、地元に根付いた食文化をメニューに
2020年7月10日 (金)配信
プリンスホテル(小山 正彦社長、東京都豊島区)は今夏、「ご当地食再発見メニュー」を展開する。国内の各施設で、地元の生産者が育てたご当地食材や、地元に根付いた食文化をメニューに取り入れ、その魅力を広く発信する。
北海道から九州まで、日本には、その地域だけで生産される希少な食材や、生産地ならではの食べ方がある。各ホテルの料理長は、こうした昔から受け継がれてきた各地の食文化を大切に継承し、未来につないでいくためのメニューを考案。夏休みにかけて多くの方が訪れるホテルでご当地食材を使用したメニューの販売を強化することで、地域活性の一端を担っていく考えだ。
□メニュー(一例)
川越プリンスホテル・「はつかり醤油のスペアリブ」
川越で250 年以上続く蔵元が作る「はつかり醤油」。江戸時代から使わ
れる桶で2 年かけて熟成された旨味の強い醤油で豚肉を煮込み、じっくり
グリルして提供する。
□伊豆⾧岡温泉 三養荘 「軍鶏山葵鍋」
伊豆の肥沃な大地で育った地鶏「天城軍鶏」はしっかりとした肉質で、噛むたび
旨味が広がる。この「天城軍鶏」の出汁まで楽しめる鍋に、天城産の山葵をすりおろして味わう。