【特集No.558】JATA・坂巻新体制が始動 “安心・安全な旅”の実現へ
2020年7月10日(金) 配信
日本旅行業協会(JATA)は7月1日(水)、東京・霞ヶ関の本部で、メディアを対象に記者懇談会を開いた。新たに会長に就任した坂巻伸昭氏が、交流復活に向けての取り組みや、業界の果たす役割について決意を述べた。副会長の髙橋広行氏や、菊間潤吾氏、堀坂明弘氏、広報委員長の米田昭正氏も出席し、国内旅行、海外旅行、訪日旅行を再開するうえで欠かせない共通のキーワード「安心・安全」な旅の実現に向け、コロナ禍後の新しい旅のカタチについて語った。 【入江 千恵子】
□交流復活のカギは「感染予防対策」
就任から1週間を迎えた坂巻会長は「地域経済とツーリズムの復興」をテーマに語った。旅行業に課せられた課題は「安心な旅の実現」と述べ、「安心・安全をどのように担保できるかが、私たちに与えられた大きな使命である」と力を込めた。交流復活のカギは「感染予防対策」と述べ、「各場面での対策ガイドラインが求められている。国内旅行から取り組みを進め、段階を積み上げていくことが大切」と強調した。 旅行業界にとって厳しい状況を強いられた上半期は「人の動きが停止し、旅行業の一番の目的である人を動かすということができなくなってしまった」と振り返った。そのうえで「感染拡大を起こさず、いかに安心・安全の旅を提供できるか取り組む」と述べた。
【全文は、本紙1797号または7月16日(木)以降、日経テレコン21でお読みいただけます。】