〈観光最前線〉「鉄印帳」鉄道巡りのきっかけに
2020年7月12日(日) 配信
第三セクター鉄道等協議会は7月10日、全国40の第三セクター鉄道会社との共同事業「鉄印帳」を始めた。
「鉄印」とは、寺社巡りで人気を集めている御朱印の鉄道版。各鉄道会社の指定窓口で乗車券を提示し、記帳料300円を支払うことで各社オリジナルの鉄印がもらえる。
40社すべての鉄印を集めた人には、シリアルナンバーが入った「鉄印帳マイスターカード」を発行する。
鉄印帳は御朱印帳と同じ蛇腹折りで、表紙には40社が一つにつながることをイメージしたロゴマークが金の箔押しで入っている。各鉄道会社の指定窓口で販売し、価格は2200円(税込)。
中村一郎副会長は会見で「鉄印帳をきっかけに全国各地の鉄道に乗車してもらいたい」と期待を寄せた。
【野田 雄】