早雲山駅 「交通結節点としての乗り換え機能強化」 「cu―mo箱根」もオープン
2020年7月16日(木) 配信
小田急箱根グループは7月9日(木)、箱根登山ケーブルカーと箱根ロープウェイの乗換駅である早雲山駅舎の供用を始めた。
「交通結節点としての乗り換え機能強化」をテーマに、鋼索線(ケーブルカー)では日本初となる「昇降式ホーム柵」を乗降ホームに設置したほか、エスカレーターや多機能トイレの新設によるバリアフリー化を推進した。
さらに、大涌谷周辺の火山活動活発化を想定し、噴石対策を施したことにより、地上1階フロアを300人程度収容可能な一時避難施設としての利用も可能にした。
駅舎2階部分には、乗り換え時間を快適に過ごせるよう、展望テラス、足湯、ショップからなる新スポット「cu―mo箱根」をオープンした。展望テラス・足湯からは、箱根外輪山や強羅の街並み、相模湾を一望できる。
cu―moショップでは、JTBパブリッシングの「るるぶキッチン」と共同で開発した「ニューベル(スムージー)」や「くもぱん」などを販売。店内には、高さ4・485㍉(しあわせはこぶ)の真っ白なデザインのポストを設置。ショップで購入したポストカードと切手を投函すると、大涌谷の風景印(消印)を押して郵送することができる。