JR 東日本グループ、竹芝地区船着場と羽田空港を結ぶアクセス船の実証実験を進める
2020年7月27日(月) 配信
JR 東日本グループは7月13日(月)、複合施設 「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」内の「竹芝地区船着場(ウォーターズ竹芝前)」と羽田空港を結ぶアクセス船の実証実験をスタートした。竹芝地区の新たな交通手段の可能性を検証するとともに、水辺の新たな体験価値を提供する。
同実証実験は、観光汽船興業と連携して実施する。運行時間は午前10時30分から日没までで、竹芝地区のオフィスやホテルなどの利用者や、地域住民など誰でも利用が可能。「ベーシックプラン」と「トータルサポートプランの2つを用意した。
「ベーシックプラン」では、羽田空港最寄りの船着き場と竹芝地区船着き場を結ぶ貸し切りリムジンボートを運航。羽田空港国際線、国内線ターミナルから最寄りの船着き場への移動は、ハイヤーで送迎する。
一方の「トータルサポートプラン」は、天空橋船着き場と竹芝地区船着き場を船で結ぶ。空港から船着き場まではハイヤーで送迎し、利用者の手荷物は、そのままホテルなどの目的地にハイヤーで運ぶ。
実証実験に先立ち同社は、 東京都観光汽船と観光汽船興業と連携し6月19日から「竹芝地区船着場(ウォーターズ竹芝前)」と浅草、豊洲を結ぶ便の運航を開始。6月21日からは、東京都公園協会とともに、浅草、両国、お台場、葛西などと同船着き場を結ぶ便の運航も行っている。