新たに2地域を決定 観光産業の人材育成を目指す 観光庁
2020年7月29日(水) 配信
観光庁は7月28日(火)、再公募していた旅館・ホテルで働く人材の確保・育成に取り組む地域(協議会)を、新たに2地域決定した。人手不足の解消や、観光産業の強化と発展を支援していく。このほど採択されたのは黒川温泉観光旅館協同組合(熊本県)と、湯田川温泉観光協会(山形県)。
2020年度の「地域における観光産業の実務人材確保・育成事業」はすでに5地域を採択していた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、事業実施が不可能になった地域が出たため、新たに2地域程度募っていた。
4月1日(水)付で採択された一関温泉郷協議会(岩手県)、乳頭温泉組合(秋田県)、蓼科観光事業者向け「女性活躍」支援策事業化協議会(長野県)を含めた全国5地域で、人材の採用・定着に関する取り組みをモデル事業として行う。