【北海道 東川町】世界でも希少なピアノ“ベーゼンドルファー”を楽しめる「小西健二音楽堂」 音楽施設として再スタート
2020年7月31日(金)配信
北海道・東川町は、町内中心部にある「小西健二音楽堂」の音楽利用での本格的な運用をスタートさせる。これまではゲストハウスとしての利用が中心だったが、設置されている世界でも希少なピアノ「ベーゼンドルファー」などの価値を再認識し、音楽利用を軸とした“音楽の家”として生まれ変わる。
小西健二音楽堂は、音楽を楽しむために小西健二氏が建てた自邸を、本人の遺志で東川に寄贈した施設だ。施設内には、ベーゼンドルファーのモデル170に加え、装飾も美しいチェンバロも設置され、それぞれ利用することができる。ベーゼンドルファーは、現存する最古のピアノメーカーとしても知られ、1828年オーストリアのウイーンにて創業以来、各国の王室や皇室の御用達として採用されてきた。生産したピアノは世界で累計約5万台と希少で、クラシックからジャズまで多くの音楽家に愛されている。
施設の利用・運用は東川町在住の音楽ユニット「ドートレトミシー」がサポート。音楽練習の他、週末音楽合宿やFM番組の収録など、幅広い利用を展開する。音楽愛好家やファミリーの音楽利用を中心とした滞在を楽しめる場所として、また音楽家のワーケーションの拠点としてもおすすめだ。