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兵庫県出石町 観光案内所がリニューアル  体験受付や観光商品販売も行う総合ツアーデスクに

2020年8月15日
営業部:鈴木 克範

2020年8月15日(土)配信

入口には出石城と時計台・辰鼓楼(しんころう)をデザインしたタペストリーを設置

 兵庫県豊岡市の出石まちづくり公社はこのほど、町の中心地・大手前駐車場に隣接出する石観光センター内に設置した「出石観光案内所」を「出石総合ツアーデスク」としてリニューアルした。

 ツアーデスクでは来訪観光客への案内を行うとともに、「そば打ち体験」「EVカーレンタル」などの各種体験メニューの受付も行う。さらに出石皿そば店を3店巡れる「皿そば巡り巾着」や、出石城・有子山城を訪れた記念となる「御城印」も販売。観光客の利便性向上に努める。

 出石は、1604年に小出吉英により出石城が建築された時から、約400年以上続く城下町だ。明治時代に火災で焼失したものの、町割の多くが当時のまま残り、街並みは「伝統的建造物群保存地区」にも指定されている。名物となっている「出石そば」は、1706年に信州から国替えとなった仙谷氏に伴ってきたそば職人によって伝わったと言われている。その後、出石焼が始まり、白磁の小皿に盛る様式で「出石皿そば」として広まった。現在も、40軒を超えるそば店が小さな城下町にひしめきあっている。

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