としまえん跡地の「ハリポタ」新施設、2023年前半の開業へ
2020年8月20日(木)配信
ワーナー ブラザース ジャパンと西武鉄道、伊藤忠商事、芙蓉総合リースは8月18日(火)、東京都練馬区の遊園地「としまえん」跡地に、映画「ハリー・ポッター」のテーマパークを開発する契約を結んだと発表した。
8月31日(月)に閉園となる「としまえん」跡地を含む区域は、東京都が段階的に公園の整備を計画している。テーマパークは公園整備の過程に合わせて建設するもの。パートナー各社は東京都の公園整備計画と協力しつつ施設建設を進め、2023年前半の開業を目指す。
新施設名は、「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ ハリー・ポッター」。英国・ロンドンに次ぐ2カ所目で、「ハリー・ポッター」シリーズで使った衣装や小道具などを室内に展示する。多数の象徴的な映画セットも探索でき、スピンオフ映画の「ファンタスティック・ビースト」シリーズを含め、映画の世界観を体験できる特別な仕掛けを整備。入場口前の広場スペースには、映画に登場する魔法動物の彫刻を置いた造園エリアを計画している。
施設の広さは約3万平方メートルで、敷地内に設営する「サウンドステージ」と、屋外撮影用地の「バックロット」内の展示スペースに掛かる所要時間は約半日となる。