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MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020、93タイトル551点の原画など展示

2020年8月25日
営業部:後藤 文昭

2020年8月25日 (火)配信

展示室

 国立新美術館(東京都港区)で11月3日まで、「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」が行われている。フランス・パリで2018年に開かれた「MANGA⇔TOKYO」の凱旋展。東京が漫画やアニメ、映画などのフィクションと相互に影響を与え合いながら変化を続けていることを実感してもらうことが狙い。93タイトル551点の原画などを展示する。

 会場中央に巨大東京都市模型を展示。模型を中心に、東京を舞台とするマンガ・アニメ・ゲーム・特撮作品の展示を展開することで、現実の都市風景に、さまざまな物語の場面やキャラクターの記憶が重ねられて醸成される、「東京」の複合的なリアリティを体感できる構造になっている。

 展覧会は、3つのセッションで構成される。「破壊と復興の反復」では、幾度となく大地震や大火に見舞われ、その都度復興を繰り返してきた東京のすがたに着目。「ゴジラシリーズ」や、「帝都物語」など、漫画やアニメ、特撮などで描かれてきた「東京の破壊と復興」を通じ、歴史とフィクションの関係性を浮かび上がらせる。

 「プレ東京としての江戸」、「近代化の幕開けからポストモダン都市まで」、「世紀末から現在まで」の3つのテーマで構成される「東京の日常」では、日常生活を描写した作品群を通して、人々の生活の場としての東京の姿とその変遷を辿る。

 「キャラクターVS都市」のセッションでは、架空のキャラクターが商品の販売促進や、観光資源などに活用されていることに注目。初音ミクとコラボレーションしたコンビニエンスストアや、「ラブライブ!」のJR山手線キャンペーン時の車内を再現した模型などを展示する。

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