「1人旅ツアー」シニアに浸透(クラブツーリズム)
“好きな時・場所に行ける”
シニアに浸透する1人旅ツアー――。クラブツーリズム(小山佳延社長)はこのほど、旅行好きの50―60代のシニア世代の男女400人を対象に「旅行とシニアに関する意識調査」を実施した。これによると、80・6%が自分自身を「年齢の割に元気」と回答し、ポジティブに日々を過ごす秘訣として71・8%が「旅行(国内)」をあげた。このようなアクティブシニアに、全員が1人で参加する「1人旅ツアー」について聞くと、約半数の46・3%が「知っている」と回答し、参加者の95・4%が「また参加したい」と答え、シニア層に「1人旅ツアー」が浸透していることが分かった。
さらに、参加を希望する理由(複数回答)については、「(自分の都合で)好きな日時に行けた、行けそう」が56・7%を占めトップに。次いで「(自分の都合で)行ってみたい場所に行けた、行けそう」(51・7%)などが続く。
「春になったらやりたいこと」(複数回答)では、1位が国内旅行(85・0%)、2位がお花見(39・0%)、3位が海外旅行(35・3%)、4位が家庭菜園(20・0%)、5位が孫と遊ぶ(12・8%)――の順となった。
また、4月からの消費税増税に対して節約したくないものの第1位が「旅行」(72・3%)となるなど、充実した日々を送るシニア層の旅行に対する強いこだわりが浮き彫りとなった。