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地元食材の料理セミナー、菊池と湯の児で開く(熊本県)

辻調理師専門学校の講師が講義
辻調理師専門学校の講師が講義

 熊本県観光連盟と熊本県旅連女将の会は2月5、6日、熊本県菊池市「菊池 笹乃家」と水俣市「湯の児 海と夕やけ」で、地元食材を使った料理セミナーを開いた。辻調グループと旅行新聞新社が企画・協力し、辻調グループの講師が、「えこめ牛」や「足赤えび」など地元の食材を使用した料理の提案や基礎を講義した。セミナーには周辺地域の旅館の女将や料理人、農水産業関係者などが集まった。

 同セミナーは、熊本県の食材を活用した料理に磨きをかけるため、改めて料理の基本的な知識を学び、新たな料理開発に生かすのが目的。2011年度から開始した事業で、1回目は12年3月6日に天草で開き、その後、阿蘇や山鹿、人吉と県内各地で実施してきた。

 今回のセミナーは両日とも、辻調理師専門学校西洋料理主任教授の木下幸治先生が講師を務めフランス料理をベースに、地元食材を使った料理の実演や講義を行った。5日の菊池会場では、地元のブランド牛「えこめ牛」や干椎茸「黒香」などを使用し、牛の焼き方を中心に紹介した。翌日の水俣・芦北会場では、「足赤えび」や「晩白柚(バンペイユ)」などを使った創作料理を披露。会場からは活発に質問があがるなど、参加者は熱心に受講していた。

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