「東京ベイ潮見プリンスホテル」開業 無料で1室追加するプランも
2020年9月2日(水) 配信
プリンスホテルは9月1日(火)、「東京ベイ潮見プリンスホテル」(東京都江東区)をオープンした。「水辺の宿場町」をコンセプトに、今昔が織り交ざる東京をイメージしたデザインが館内を彩る。
客室数は全605室で、うち500室が最大4人で利用できるフォースルームに変更できるツインルームになる。子供用2段ベッドを設えた定員4人のファミリールーム10室などと合わせ、ホテル全体での最大受入人数は2324人となる。
このほかホテル内には、キッズルームや宿泊客専用の大浴場などを設ける。430席のレストランは2つのエリアに分けられるよう設計し、団体利用やイベントスペースとしての利用も可能にした。
新型コロナウイルス感染拡大予防対策としては、プリンスホテルが独自に策定した衛生・消毒基準「プリンスセーフティーコミットメント」に基づく対応に加え、客室に設置するテレビ画面でランドリーや大浴場、レストランの混雑状況を確認できるようにするなど、独自のコロナ対策も実施。
12月30日までは、宿泊する部屋の隣にもう一部屋無料で用意するプランもスタートした。夫婦別室でのテレワークや、片方を子供部屋としてファミリーで利用するなど、さまざまな使い方が可能。ワーケーションなどの利用方法にあわせた特典も用意している。
ホテル最寄り駅のJR京葉線「潮見駅」が、「東京駅」と「舞浜駅」の中間地点にあり、東京国際フォーラムや東京ビッグサイト、幕張メッセなどの大型イベント施設や、東京ディズニーリゾートなどへのアクセスが良いことから、ファミリーや3世代などの個人需要と、修学旅行や各種大型団体需要などを取り込んでゆく。
同日は、小山正彦社長や西武ホールディングスの後藤高志社長らが出席し、テープカットを行った。