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クラツー、ヤマップと業務提携 山旅を軸に地域経済活性化を

2020年9月11日
編集部:入江千恵子

2020年9月11日(金) 配信

2社が業務提携した

 クラブツーリズム(酒井博社長、東京都新宿区)は9月10日(木)、登山アプリ「YAMAP」などを運営するヤマップ(春山慶彦代表取締役、福岡県福岡市)と業務提携を結んだ。ウィズ・アフターコロナ時代における新たな山旅の世界観を醸成するとともに、地域経済の活性化を目指す。

 今回の業務提携により、①自然体験と観光を融合した「着地型ツアー(滞在型自然観光モデル)」の開発・提供②山旅を軸とした地方創生モデルの開発・提供③登山活動に特化したコミュニティ団体、ガイド組織の形成・運営④新しい自然教育モデルの開発・提供⑤“オフ登山”需要の拡大を見据えた各種コンテンツの拡充・強化――に取り組む。

合同企画ツアーを実施

 合同企画として、各地の国立公園・国定公園の自然を満喫するツアーを売り出した。蔵王山・蔵王三大神めぐり(登山初級A)、谷川岳・馬蹄形縦走(登山中級B)の2コースのほか、今後もプランを順次追加していく予定だ。

 感染症対策は、いずれも日本山岳ガイド協会のガイドラインに基づき、クラブツーリズムが独自に定めた安全基準に沿って企画されている。

 約30年前から登山・ハイキングツアーを手掛けるクラブツーリズムでは、今回の業務提携を通じて、登山をきっかけとした地方創生や登山人口の拡充、山岳ガイドの人材育成、「新型コロナウイルスとの共生」を踏まえた山旅の展開をはかっていく。

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