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JTB、現代サーカスと伝統芸能の融合を 香川・栗林公園でショー開催

2020年9月16日
編集部:入江千恵子

2020年9月16日(水) 配信

現代サーカスと伝統芸能を融合(イメージ)

 JTB(山北栄二郎社長)など5企業・団体が設立した「ヌーヴォー・シルク・ジャポン推進協議会」は11月21日(土)~25日(水)の5日間、香川県高松市の栗林公園内で 「ヌーヴォー・シルク・ジャポンin栗林公園」を開く。特別な場所を活用した新たなコンテンツを開発することで、地域活性化と文化・芸術の再興をはかる。チケットは9月15日(火)から売り出している。

 “日本の現代サーカス”を意味する「ヌーヴォー・シルク・ジャポン」。国の特別名勝に指定されている栗林公園を舞台に、伝統芸能と融合したショーを披露する。紅葉シーズンのライトアップ期間に実施する同事業は、観光庁の「令和2年度 夜間・早朝の活用による新たな時間市場の創出事業」にも採択されている。

 アーティストは、世界的ダンサーで香川県出身の柿崎麻莉子氏のほか、コロナ禍の影響で経営破綻したエンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」で活躍予定だった日本人アーティストらが出演。幻想的な空間で、パフォーマンスを披露する。

 音楽を担当する太鼓芸能集団「鼓童」には、香川県出身のメンバーも参加。アーティストとの競演のほか、香川の祭りに欠かせない獅子舞、香川大学生のプロジェクトによる「讃岐提灯」の使用など、地域色をふんだんに織り交ぜた公演を予定している。

 開演は第1部が午後5時15分、第2部が午後7時45分の2部制で、公演時間はいずれも60分となっている。料金は5800円(栗林公園入園料込、ワンドリンク付き)で、チケットはイープラス及びファミリーマート店頭のFamiポートで購入できる。また、有料動画も配信予定。

 同協議会は、JTB、瀬戸内サーカスファクトリーと四国ツーリズム創造機構、フェアリー・テイル、tao.で構成し、事務局として事業推進を行っている。

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