アクティビティジャパン、オンライン東京ツアーを発売
2020年9月18日(金) 配信
HISグループのアクティビティジャパン(小川雄司社長、東京都新宿区)は10月5日(月)から、オンラインで東京の観光地を巡る「オンライン東京ツアー」を売り出す。同社は東京都と東京観光財団が取り組む「オンライン東京ツアー」事業の事務局として、東京都内の観光協会などが企画・主催するオンラインツアーの造成・運営、参加者へのサポートを行う。
同ツアーは、都内街歩きをオンラインで体験することで地域と参加者をつなげ、持続的にコミュニティの創出が期待できる新しいデジタルコンテンツ。コロナ禍でも、自宅で現地を旅しているような体感が得られ、地域外の人に継続的に地域の情報を発信できることが特徴。
同社は「能動的にヒト・モノ・コトの魅力に触れられ、地域への興味や購買意欲の向上につながる」(同社)とコメントした。
ツアーは2020年10月中旬~2021年2月下旬まで実施。テーマは歴史や文化、自然など。ガイドが都内各地の魅力的なスポットを案内する。商品の数は18ツアー程度を用意する。1ツアーの募集人数は20人程度で事前予約制・先着順となる。参加料として、ツアー実施前に送付する地域の特産品代が掛かる。
10月に実施するツアーの一例として、青梅市観光協会が主催する「青梅・西ノ猫町で猫とご朱印巡り 青梅宿で新たな魅力と出会う旅」が挙げられる。常保寺や昭和幻燈館、津雲邸など猫にまつわる施設を訪れる。
同月には墨田区観光協会主催の「日本の国技『相撲』を知る旅 地元のガイドと巡る両国相撲ツアー」も開く。両国国技館や回向院、相撲写真資料館、相撲博物館などを巡る。