「せとうち.ラボ」設立、瀬戸内の調査・研究機関に
2020年9月24日(木)配信
せとうちDMOを構成する瀬戸内ブランドコーポレーション(藤田明久社長、広島県広島市)はこのほど、中国四国博報堂(関康彦社長、同)と共同プロジェクトを設立した。プロジェクト名は「せとうち.ラボ(せとうち どっと らぼ)」で、瀬戸内文化圏を研究・開発するマーケティングシンクタンクとする。
同プロジェクトは、瀬戸内海の周辺地域を「せとうち地域」とし、研究の対象としている。同地域で起こる新しい動きを「点=ドット」として捉え観測していくことで、これからの同地域の未来を考える組織や人々の参考となる情報を提供していきたい考えだ。
マーケティングシンクタンクとして調査研究を主な活動内容とするが、知見成果を活用した共創活動にも取り組み、せとうち地域が持つ魅力と可能性を再発見する事業プロジェクトを目指す。
具体的な活動内容は、(1)せとうち地域の生活者意識調査(2)「新しい動き=ドット」の発掘紹介(3)知見成果を活用した各種組織との共創活動(4)活動の情報発信──などに取り組む予定としている。
なお、2020年度の調査に関しては、年度中に発表予定。