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【静岡県西伊豆町】日本初!釣った魚を自治体が「地域通貨」で買い取り  三密を避けたレジャーを企画

2020年9月28日
営業部:鈴木 克範

2020年9月28日(月)配信

ツッテ西伊豆で手ぶら船釣り

 静岡県西伊豆町と釣りアンバサダー兼ツッテ編集長の中川めぐみ氏は、2020年9月8日(火)から「ツッテ西伊豆」企画をスタートした。地元の釣り人や観光客が遊漁船で釣った魚を、西伊豆町が今年5月にオープンした西伊豆産地直売所「はんばた市場」で、西伊豆町内で使える電子地域通貨「サンセットコイン」と交換する。釣り人や観光客の釣った魚を自治体が主導して買い取る企画は、日本初の試みだ。

 ツッテ西伊豆では、提携する釣り船で釣れた、品質管理をしっかりと行った魚のみを買い取る。提携する釣り船には「道具はすべてレンタル」「レクチャー・サポート付き」という初心者歓迎プランもあり、釣り人から初心者・女性・家族連れまで、誰でも気軽に楽しめる。

 買い取りの際にはプロが目利きを行い、商品として扱えるものだけを厳選する。こうして買い取られた魚は品質面が担保されていることはもちろん、一本釣りの魚として価値があり、町内の飲食店や宿はもちろん、町外へ販売する商品としても活用される。

 西伊豆町は観光と漁業を産業の中心としてきたが、新型コロナウイルス感染症への対策として4月11日(土)から観光事業者へ自粛を求めた影響により、観光客が激減した。また町全体で少子高齢化が進み、現役で漁に出る漁師の数が減ったことで、漁獲量も年々減少している。ツッテ西伊豆では、観光客にレジャーコンテンツを提供しつつ、漁師の代わりに魚を獲ってもらうという、2つ新しい試みを同時に進めていく。釣った魚を「サンセットコイン」で買い取ることで、釣り客が町へ立ち寄り、食事や温泉・土産の購入などを楽しむきっかけを作りたいという。

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