10月1日(木)から東京のGo To参加の施設を調査 観光庁
2020年9月30日(水) 配信
観光庁は10月1日(木)から、Go Toトラベル事業に参加している東京都内の宿泊施設を対象に、新型コロナウイルス感染拡大防止策の実施状況について調査する。
同日から東京発着の旅行が新たにGo Toトラベル事業の支援対象になる。検温、本人確認、3密対策などを徹底しているか、運営事務局などが個別訪問して確認する。実施が不十分な項目については、現場を確認したうえで助言を行うとともに、相談に応じる。
調査は9月7日(月)から、事業に登録している全宿泊施設を対象に行っている。2回の調査で最も多く指導を受けた項目は、「『Go Toトラベルを利用される方が遵守すべき事項』の旅行者への周知が不十分」と、「公的書類による旅行者の本人確認を実施していない」の2点だった。
旅行者への検温や、飲食・浴場の3密対策は、大半の施設が確実に実施していた。
観光庁はGo Toトラベル事業について、「ウィズコロナの時代における『安全で安心な新しい旅のスタイル』を確立し、普及・定着させることが目的」としている。