3団体が地域に貢献 観光庁長官表彰が決定 観光庁
2020年10月5日(月) 配信
観光庁は10月2日(金)、第12回観光庁長官表彰の受賞者を発表した。海外メディアにも数多く取り上げられ瀬戸内エリアのブランディングに大きく貢献した「瀬戸内国際芸術祭」の実行委員会など、計3団体を選んだ。
選出された3団体のうち、「みちのく潮風トレイル」を運営するNPO法人みちのくトレイルクラブは、観光を通じ地域の復興に貢献した。トレイルを訪れる人々と、地域住民との交流を通じた持続可能な地域計画や、観光振興に寄与したことが受賞につながった。
NPO法人安心院町グリーンツーリズム研究会の宮田静一会長は、会員制農村民泊「安心院方式」を生み出したことがきっかけで、全国に先駆けて「グリーンツーリズム推進宣言」が同町で議決された。グリーンツーリズムの推進に貢献した同氏の取り組みが評価された。
なお、同委員会と観光庁が検討した結果、地方自治体と連携した地域活性化への貢献を評価し、ももいろクローバーZに特別感謝状を贈った。
同賞は魅力ある観光地づくりやその魅力の発信など、観光の振興、発展に貢献した個人や団体に対して贈る。
今回、観光庁での授賞式は行わず、地方運輸局から受賞者に賞状などを贈呈する。