観光庁、消費増へ富裕層の訪日客誘致 観光戦略検討委員会開く
2020年10月6日(火) 配信
観光庁は10月5日(月)、上質なインバウンド観光サービス創出に向けた観光戦略検討委員会の第1回目を開いた。出席した委員からは、訪日旅行で求められる上質な観光体験の内容や日本の魅力の生かした方、課題などを聞いた。菅内閣から観光振興による地域活性化を行う指示を受け、富裕層を誘致し、観光消費額の拡大をはかる。
冒頭のあいさつで、観光庁国際観光部長の金子知裕氏は、「上質な観光体験は旅行者のニーズを踏まえた受入体制の磨き上げが必要だ」と開催の趣旨を説明した。
今後は2020年度内に4回、同委員会を開く。最終回では、議論を踏まえた今後の取り組みをまとめる。
出席した委員は次の各氏。
レ・クレドールインターナショナル 名誉会員 /明海大学教授阿部佳▽A.T. カーニー日本法人会長/CIC Japan会長梅澤高明▽クリル・プリヴェ Founder&CEO髙野雅臣▽curioswitchCEO近衞忠大▽日本観光振興協会副理事長鈴木昭久▽不動産協会 リゾート事業委員会委員長田中辰明▽マリオット・インターナショナル ラグジュアリー部門日本統括副社長兼ザ・リッ・カールトン東京総支配人田中雄司▽小西美術工藝社社長デービッド・アトキンソン▽日本政策投資銀行常務執行役員松嶋一重▽東京女子大学教授矢ヶ崎紀子▽Urban Cabin Instituteラグジュアリー・ブランディング・プロデューサー山田理絵▽東京都市大学環境学部特別教授涌井史郎▽パレスホテル専務取締役/パレスホテル東京総支配人渡部勝