HIS、接客DXを導入 ウェブ予約を諦める人狙う
2020年10月7日(水) 配信
エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)は10月2日(金)、Zealsの接客DX(デジタルトランスフォーメーション)を旅行予約サイトのスマートフォン版に導入した。ウェブサイトで自分に合った商品が探せず、予約を諦める利用者を中心に訴求する。
接客DXは、チャット機能による接客に加え、HISの社員が同機能で対応できない細かいサービスを遠隔で対応するもの。人による回答で、利用客一人ひとりのニーズに合ったサービスを展開し、悩みの解決をはかる。さらに、チャットで得たデータを基に、利用者に合ったコンテンツも配信する。質問は24時間受け付ける。
HISは「来店を省くことで、感染防止対策にもつながる」とコメントした。