エクスペディア、Go ToトラベルCP 宿泊代が最大全額オフに
2020年10月9日(金)配信
エクスペディアは10月8日(木)から、宿泊単体と「航空券+宿泊」の両方の予約を対象に、「Go Toトラベルキャンペーン」を始めた。「航空券+宿泊」の同時予約で、宿泊代金が最大全額オフとなるお得な割引が利用できる。2021年1月31日(日)まで実施予定。
同社サイトで航空券と宿泊を同時予約すると、国の観光需要喚起策「Go Toトラベル」キャンペーン(CP)の割引を受けられる。加えて、同社独自の割引があるため、宿泊代金が最大で全額オフとなる。LCC(格安航空会社)を含む国内主要航空会社を選択でき、国内最大級のLCCであるピーチの限定特別料金も提供している。
さらに、エクスペディアのアプリから同CPを予約すれば、会員プログラムのポイントが最大2倍も取得できる。
□「交通+宿泊」の割引、4割以上が知らない
同CPは宿泊単体の場合、宿泊費の最大50%分(最大35%分の旅行代金と最大15%分の地域共通クーポン)のみが支援対象。これに対して「交通+宿泊」は、交通費と宿泊費の総額に対して最大50%分が対象のため、大きな割引が得られる。
しかし、エクスペディアの調査では、「交通+宿泊」が同CPの対象であると「知らなかった」と回答した人が4割以上であったと発表した。
そこで同社は、「Go Toトラベルキャンペーンを利用した旅行をしたい」との回答者に、「交通+宿泊」の予約がCP対象となると説明。宿泊単体と「交通+宿泊」の予約、どちらに興味があるか聞いた。「交通+宿泊」が57%に対して、宿泊単体はわずか16%という結果になった。認知がまだ高くないものの、同CPを利用するにあたっては、「交通+宿泊」が宿泊単体より興味を持つ人が多いと明かした。
□高級宿の人気が半数、ポイント付与の会社も
同CPを利用してお得になることで、どのような旅がしたいかと聞いたところ、「いつもより少ない出費で旅行をする」が59%となった。最も割合が高いものの、続いた「いつもより高い宿に泊まる」も49%という結果になった。約半数にのぼる人が、この機会に普段とは異なるハイクラスな宿を利用したいと考えていることがわかった。
どのような旅行会社を使いたいかという質問では、「ポイントがもらえる旅行会社」が65%で最も割合が高く、よりお得感を求めるようすがうかがえる。
□9割以上の宿泊施設、コロナ対策気にしている
調査では、多くの人が旅行中に感染しないように配慮していることも明らかになった。宿泊施設を利用する際、宿泊先の感染対策を「気にする」「どちらかと言えば気にする」と回答した人は、9割以上にものぼった。「感染対策はどこで確認するか」の質問には、1位が「ホテルのサイト」(86%)、続いて「旅行会社のサイト」(51%)という結果になった。
さらに、「具体的な感染対策としてどのようなポイントが気になるか」という質問は、「消毒・除菌剤を使用して清掃しているか」(82%)が最も多かった。次が「チェックインまでに人がよく触れる場所を消毒しているか」(66%)、その後は同率で「手指消毒剤を完備しているか」、「ソーシャルディスタンスの確保をしているか」(53%)という結果だった。