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星野リゾート、9月は約6割が前年並みに回復 21年春には中国・浙江省に進出

2020年10月13日
編集部:木下 裕斗

2020年10月13日(火) 配信

星野佳路代表。個人客とマイクロツーリズムが好調だったことなどを報告した

 星野リゾート(星野佳路代表、長野県・軽井沢町)は10月13日(火)、コロナ禍の経営状況や、今後の出店計画などを発表した。

 星野代表は9月の業績について「国内外41の宿泊施設のうち、約6割の27施設が前年並みだった」と需要が回復基調にあることを報告。とくに回復の早かった施設の特徴として、個人旅行とマイクロツーリズムに加え、「泊まることを目的にした利用客が多かった」と説明した。

 一方、回復が遅れている施設は都市をはじめ、人口規模が少ない島で運営する施設を挙げた。「(都市のホテルは)元々、イベントなどに合わせた利用が多く、我われだけでは需要を確保できない」と語った。

 さらに、「Go Toキャンぺーンで10月以降に利用が急増した」と述べ、「(自粛期間内の)今年4~6月と、(CP終了後の)来年2~4月の需要が集中しているのではないか」と分析した。そのうえで「来年2月以降の需要獲得方法を考え始めたい」と語った。

 今後開業するホテルは、10月22日(木)にBEB5土浦(茨城県土浦市)、21年1月29日に界 霧島(鹿児島県霧島市)、同年夏に界 別府(大分県別府市)、22年1月には界 ポロト(北海道・白老町)を予定。

 21年春には、海外の4軒目の施設として中国・浙江省に「星野リゾート嘉助天台」を開業する計画だ。アクセスは上海から車で4時間ほど。

星野リゾート嘉助天台の全景。上海から車で約4時間の場所に位置する

 同ホテルが位置する天台山地は中国十大霊山の1つで、仏教の天台宗発祥の地として、年間約2千万人の参拝者や観光客などが訪れるという。

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