「三重刀剣紀行」開催 三重ゆかりの刀工・村正らの魅力を紹介 三重県桑名市
2020年10月16日(金) 配信
三重県桑名市は10月17日(土)~11月29日(日)まで、桑名市博物館で文化財保護法制定70年記念特別企画展「三重刀剣紀行 ―蘇る村正の煌めき―」を開く。同展覧会では、桑名を中心とした三重県ゆかりの刀工を紹介する。
同博物館は特別企画展に刀剣を取り上げたことに対し、文化財保護の観点で昔から存在し、手入れをされ続けてきたことで数百年前の「鉄の美」を堪能できることや、武器・信仰・美術品として、さまざまなカタチで受容されている点を理由に挙げた。
東西交流のハブであった三重県には、有名な「村正」のほかにも多くの刀工が活躍した。
開催にあたり、「本展を通じて地域への愛着を育て、文化財保存の重要性を理解してほしい」と期待を込める。
刀剣のほかにも、鐔などの刀装具も展示する。
開館時間は午前9時30分~午後5時(最終入館は30分前)。
入館料は高校生以上500円。
期間中には、同博物館と桑名市立中央図書館が連携して、「三重刀剣紀行のみどころ」セミナーも開催。桑名市博物館の杉本竜館長が、企画展の魅力を語る。
セミナーは11月1日(日)、午後1時30分から。先着20人。会場は「くわなメディアライヴ」となる。