20~30代の7割弱がワーケーションに関心 BIGLOBE調べ
2020年10月16日(金) 配信
BIGLOBE(有泉健社長、東京都品川区)は10月13日(火)、「ニューノーマルの働き方に関する調査」第2弾の調査結果を発表した。調査によると、20~30代で「ワーケーションをしてみたい」と答えた人は65%を超え、7割弱がワーケーションに対する関心が高いことが分かった。
全体では、「そう思う」(23・7%)、「ややそう思う」(35・3%)と回答があった。肯定的に見ている回答を合わせると、20代は65・3%、30代は68・4%という結果になった。
「どのような条件が整えばワーケーションをしてみたいと思うか」に対して、「会社がワーケーションを推奨する(制度が整う)」(43・5%)、「有給休暇を使わず通常勤務扱いになる」(39%)、「会社の費用負担がある」(39%)が上位に来た。ワーケーション普及に向けた、会社の制度整備がカギとなる。
ワーケーションを実施したい1回当たりの期間では、「2泊」が24・7%で、「3泊」が19・5%だった。3泊~1カ月以上と回答した割合は全体の6割弱(合わせて58・3%)となった。仕事と両立しながら、長期休暇を取得したいという需要が高まっているようだ。
ワーケーションをする際に、「自費で払っても良いと思う金額(1日・1人当たり平均)」は「5000円未満」が1位で、42・1%だった。2位は「5000円~1万円未満」(22・2%)と続き、6割強が「1万円未満」の自費負担を考えている。
そのほか、設備・環境への要望として、「のんびりとした空間」、「美味しい食事」、「Wi―Fi」、「座り心地の良いイス」などが挙げられた。
調査は、全国の20~50代の男女1500人に、9月10(木)~14日(月)の期間で行われた。