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文化財の保存・活用を支援する しあわせ文化財PJ 凸版印刷

2020年10月19日
編集部:馬場遥

2020年10月19日(月) 配信

しあわせ文化財プロジェクト ロゴ

 凸版印刷(麿秀晴社長、東京都千代田区)はこのほど、「しあわせ文化財プロジェクト」を始める。新型コロナウイルス感染拡大により、観光客など消費者の体験や商品購買を新しい視点から促進し、文化財の保存・活用支援を行う。

 11月に開催する奈良県・興福寺のオンラインツアーを始め、企業や地方自治体、博物館、美術館、寺社などと連携し、地域活性化につながる活動を行っていく考えだ。

 観光地や自治体などの経営難により、日本各地にある貴重な文化財の維持、運営は難しくなっている。こうしたなか、同社はVR技術を用いた「トッパンVR」で、文化財の高精細なデジタル保存や公開事業に取り組んでいる。

 今後、同プロジェクトに賛同する文化財ホルダーや自治体、観光事業者などの連携パートナーを拡大しながら、文化財ファンに向けた情報発信を行う。特別な体験プログラムや商品開発を推進する。

 「世界遺産・興福寺と知られざる奈良に会う旅! 文化財応援オンラインツアー」は、11月15日(日)、午後12時45分から開催する。

 地酒や奈良漬けなどの地域特産品や、オリジナルグッズ(文化財応援セット)を購入すると参加が可能になる。

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