共生社会の実現を 徳島県で手助けアプリ活用、東武トップ×DNP
2020年10月20日(火) 配信
東武トップツアーズはこのほど、大日本印刷(DNP)と徳島県と連携し、共生社会実現に向けた取り組みを始めた。DNPが展開する、移動に困っている人と手助けできる人をつなぐアプリ「May ii(メイアイ)」を徳島県徳島市と鳴門市で活用し、助け合いの輪を広げていく。
同社とDNP、徳島県ダイバーシティ推進課は県立徳島商業高等学校とともに「おせったいで『Make you happy project』」を設立。四国には八十八カ所を遍路する人を労う「おせったい」の文化があるが、この文化を現代に生かし、アプリを使ったサービスで具体化する。2020年度は準備期間として、高校生を中心に地元企業や高校などを訪問し、「May ii」の取り組みを紹介する。
また、キックオフとして、10月25日(日)に行われるサッカー・Jリーグの徳島ヴォルティスの試合会場、鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで、アプリの周知と利用を開始する。手助け可能なサポーターを募集し、今後は県内のイベントで実際のサービスを行う予定だ。