小林幸子氏が始球式登場 西武台湾デー、コロナに負けず6年連続開催 台湾観光局
2020年10月21日(水) 配信
台湾観光局は10月17日(土)、「2020西武台湾デー×イロイロ遊び台湾」を西武ライオンズの本拠地であるメットライフドームで開催した。6年連続となる今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、球場来場者数を1万2000人に限定して行われた。始球式には、台湾観光親善大使である歌手の小林幸子さんが、台湾の神様である媽祖(マーツー)女神姿で登場した。
今年の「西武台湾デー」は、オリックスバッファローズを迎えて開催され、台北駐日経済文化代表処と、台湾観光局・台湾観光協会東京事務所の3者提供となった。
□2020西武台湾デー×イロイロ遊び台湾
会場では先着4000人にドリンクホルダー(兼鍋敷き)とマスクをセットでプレゼントするなど、エコ推進や新型コロナ感染抑制をアピールした。
小林さんは、NHK紅白歌合戦で披露した「メガ幸子」が「媽祖に似ていた」と台湾で話題になったことをきっかけに、2011年から台湾観光親善大使を務めている。航海の安全や疫病の平癒を祈願する女神である媽祖を思わせる白いドレスでマウンドに登場し、「疫病退散」とお祓いするパフォーマンスをした。
場内などの大型ビジョンでは、台北駐日経済文化代表処代表の謝長廷氏や、台湾観光局・台湾観光協会東京事務所所長の鄭憶萍氏、西武選手で台湾出身の呉念庭選手が出演する台湾紹介ビデオを放映した。
同局では、コロナ禍のなかでも台湾観光のPRを、キャンペーンやウェビナー開催によって行っている。鄭所長は西武ファンや台湾ファンに向け、「渡航解禁後は安心安全な台湾に、コロナ疲れを癒しに遊びに来てほしい」とコメントした。