「ティーチミー・ビズ」活用で生産性向上へ 箱根温泉 一の湯
2020年10月22日(木) 配信
神奈川県・箱根温泉の「一の湯」(小川尊也社長)は、衛生対策やGo Toトラベルキャンペーンのオペレーション共有などに、スタディスト(鈴木悟史社長)が提供するクラウド型のビジュアルSOP(標準作業手順書)マネジメントプラットフォームを活用し、生産性向上に取り組んでいる。
より分かりやすい業務手順書を求め、作成や改訂が簡単な同サービス「ティーチミー・ビズ」を2018年10月に導入し、今回の新型コロナウイルス禍の対応で、さらに活用が進んだ。
劣化した箇所の写真を撮って共有、対応状況をコメント機能で報告するなど、毎日の清掃や月ごとの設備点検レポートにも役立てている。
Webサイトに掲載する「よくある質問」のページも同サービスで作成している。画像ベースの分かりやすい案内を、最新の情報で掲載する。
今までファイル綴じにして客室に置いていた館内案内は、ティーチミー・ビズで案内を作成し、QRコードを配布することで紙やファイルの交換の手間が省ける。
一の湯は45年までに200店舗まで拡大することを目標に、同サービスを使って人材育成の品質と効率の向上を目指す。