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NAAと日本医科大、最短2時間で陰性証明書発行 PCRセンター開設

2020年10月23日
編集部:木下 裕斗

2020年10月23日(金) 配信

検査で使用する全自動遺伝子解析装置「GENECUBE」

 成田国際空港(NAA、田村明比古社長)と日本医科大学は11月2日(月)の午前11時に、同空港内にPCRセンターを開設する。最短2時間で新型コロナウイルスの検査結果の証明書を発行する。多くの国で入国時に新型コロナウイルスの陰性証明書を求められるなか、利便性を増すことで、国際線需要の早期回復につなげたい考え。

 同センターは問診から証明書の発行までを行う国内空港初の施設。事前予約なしでも受け付ける。出国者以外も受検できる。

 場所は第1ターミナル中央ビルの3階と第2ターミナルビルの1階に設けた。

 年中無休で24時間営業する。料金は予約した場合3万9800円、予約しなかった人と午前9時から午後5時以外の検査は、4万6500円となる。健康保険は適用できない。

 利用者は同病院の付属病院で検査したうえで、証明書を成田空港で受け取ることもできる。

 10月22日(木)に開いた会見で田村社長は「国際線の早期復活につなげたい」と力を込めた。

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