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JTB、訪日在留外国人の渡航業務支援サービス始める 特定技能外国人材マッチングイベントも

2020年10月26日
編集部:入江千恵子

2020年10月26日(月) 配信

「訪日在留外国人レジデンストラックサポートサービス」イメージ図

 JTB(山北栄二郎社長)はこのほど、訪日在留外国人の渡航業務を支援する「レジデンストラックサポートサービス」の提供を始めた。専用のシステムを活用した渡航者情報の一元管理や入国後の隔離宿泊先確保など各種手配を行い、担当者の業務効率化や負担軽減をはかる。また、特定技能外国人材受入支援の一環として、外国人材と日本企業のマッチングイベントや特定技能制度の説明会を実施する。

 「レジデンストラックサポートサービス」は、渡航者情報の一元管理や精算業務を代行するオンライン登録管理システムに加え、渡航前のインバウンド保険、接触確認アプリ「Cocoa」や位置情報(GPS)アプリのインストールの案内なども行う。日本入国後は、経過観察機関の各種宿泊先の確保、国内移動手段の手配のほか、抗体検査キットの手配なども請け負う。

 政府は10月から、主に中長期滞在を対象に、全世界からの新規入国を順次許可する方針を打ち出している。今後、入国の増加が見込まれる訪日在留外国人に対し、受入側の企業や大学は、これまでと異なるレジデンストラックへの対応が求められれることから、同社が渡航前から入国後までトータルでサポートする。

 また、特定技能外国人材の受入支援として、出入国在留管理庁の受託事業「外国人材受入支援体制の強化事業」において、マッチングイベントと説明会を実施する。在留資格「特定技能」制度を活用した外国人材の採用を検討する日本企業と求職活動する外国人とのマッチングイベントを全国44道府県で開催し、マッチした場合は対面式面談を実施する。説明会は、特定技能制度をより詳しく知ってもらうため、日本企業と外国人材向けのセミナーをオンライン形式で実施する。

 問い合わせは、「レジデンストラックサポートサービス」がJTB法人事業本部各事業部・支店または同本部事業推進部で、「外国人材受入支援体制の強化」マッチングイベント・説明会は、JTB新宿第二事業部グローバルビジネス推進課で対応している。

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