西日本の鉄道を58列車を乗り継ぐ21日間の一人旅 クラツーがツアー売り出す
2020年10月30日(金) 配信
クラブツーリズム(酒井博社長、東京都新宿区)はこのほど、西日本の鉄道を舞台に58の列車を乗り継ぐ、ひとり旅「にっぽん鉄道三昧プレミアム ~GoTo西日本編~ 21日間」を売り出した。58の列車のダイヤをつなぎあわせるだけでなく、同社の貸し切運行の車両にも6回乗車するなど、個人では実現が難しい行程になっている。
2021年1月11日(月)からの20泊21日のツアーで、旅行代金は111万円(GoToトラベル適用。支払い実額84万8000円)、定員は11人。西日本旅客鉄道(JR西日本)、四国旅客鉄道(JR四国)、九州旅客鉄道(JR九州)、私鉄各社が協力している。
JR西日本エリアでは、北陸エリアの人気観光列車「花嫁のれん」、南紀エリアで「パンダくろしお」、山陰山陽エリアでは、デビューしたばかりの「etSETOra」、ツアー最終日は、日本最後の定期寝台特急である「サンライズ瀬戸」に乗車。JR四国エリアでは、車内で食事が楽しめる3つの「ものがたり列車」を一部貸切で特別運行する。
JR九州エリアでは、デビューしたばかりの豪華観光列車「36ぷらす3」を筆頭に多彩なD&S(デザイン&ストーリー)列車に乗車。私鉄では、近畿日本鉄道の新型名阪特急「ひのとり」と、観光特急「しまかぜ」をそれぞれプレミアムシートで楽しめるほか、日本最西端を走る松浦鉄道では、同ツアーのための貸切列車を運行する。
地域共通クーポン11万4000円分は、昼食や夕食などで使用できる。
同社では12月中の販売に向け東日本編の造成も進めており、21年2月にツアーの催行を予定している。