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前年比で最大3割安、年末年始の国内線航空券 スカイスキャナー

2020年11月13日
編集部:飯塚 小牧

2020年11月13日(金) 配信

年末年始の国内線の価格動向を調査(写真はイメージ)

 航空券などの価格比較サービスを提供するスカイスキャナージャパンはこのほど、年末年始の国内線航空券の価格動向を発表した。これによると、国内発着往復航空券の平均価格は前年同期比で約14%下落。目的地別では宮崎(宮崎県)が最も価格を下げ、同29%減となった。

 同社は世界約1200社とシステム連携しており、日本国内でもLCC含むほぼすべての航空会社の航空券をリアルタイムで検索できるという。今回の価格調査は蓄積された予約データから、平均価格を算出した。

 下落幅が大きいのは宮崎以下、釧路(北海道)の27%減、宮古島(沖縄県)の26%減、鹿児島(鹿児島県)の25%減、大分の24%減と続く。通常であれば人気の旅行先も新型コロナウイルス感染拡大の影響で軒並み価格を下げている。

 感染症対策として、混雑を避けた旅行にも注目が集まる。一般的な年末年始休暇期間の12月29日~1月3日に出発する便と、1月4~11日の出発便の平均価格を比較すると、那覇と石垣島、宮古島で約3割、東京や大阪で約1~2割、鹿児島で約5割減少している。同社は「ピークを外した旅行は混雑回避につながるだけではなく、予算も抑えられる」とし、今後も価格や混雑が少ない日程を探すサポートをしていきたいとしている。

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