教育や研究で地方創生 イルカパークと専門学校が連携協定締結へ 長崎県壱岐市
2020年11月20日(金) 配信
壱岐イルカパーク&リゾートを運営するイキ・パーク・マネージメント(高田佳岳社長、長崎県壱岐市)は11月16日(月)、長崎県壱岐市(白川博一市長)、専門学校福岡ビジョナリーアーツ(安達建之理事長)と連携協定を結んだ。「イルカパークにおける教育・研究・観光振興による地方創生推進に関する連携協定」で、教育や研究を軸に、地方創生を推進していく。
2021年に同校に創設する「ドルフィントレーナー専攻コース」の学生を壱岐イルカパーク&リゾートで受け入れ、実地研修を行う。専門学校と施設が提携して、カリキュラムの半分以上を施設で学ぶことは日本初となる。
また、壱岐市や大学などと連携して、イルカの行動生態調査や動物介在療法(動物セラピー)、繁殖などの研究を行う。
3者はそれぞれ締結に際し、「観光施設と教育という新たな価値が加わり、交流の場が広がることで地方創生の実現につながれば」(白川市長)、「教室の中だけではなく、実際にイルカに触れながらさまざまな研究やトレーニングについて学んでいきたい」(安達理事長)、「すてきなドルフィントレーナーが育ち、イルカと対話ができる施設になるよう努力していく」(高田社長)とコメントした。