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HIS、世界の子供の貧困伝えるオンラインツアー開く コロナの影響受けた教育を考える

2020年11月25日
編集部:木下 裕斗

2020年11月25日(水) 配信

支援先の学校(イメージ)

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)のスタディツアーデスクとセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(井田純一郎理事長、東京都千代田区)は2021年2月19日(金)~3月5日(金)、世界の子供たちの教育と貧困問題を考えるオンライン海外スタディツアーを開く。

 同ツアーは新型コロナウイルスの影響で、世界中の子供たちの教育環境が悪化する可能性があるという2020年4月の国連とUNESCOの発表を踏まえて実施される。

 貧困や紛争などの理由で教育を受けられない、学校に通えない子供は世界に約3億300万人いる。「教育」が受けられないことで、生活に必要な情報や知識を得ることができなかったり、十分な収入が得られる仕事に就くことができないなど、貧困の負の連鎖から抜け出すことがより困難になるという。

 具体的には世界の子供たちの教育状況と現場で行っている支援、コロナ禍による影響のほか、国の歴史と社会背景などをオンラインで中継する。取り上げる国は、セーブ・ザ・チルドレンの活動地であるアフリカのウガンダと中東のレバノン、アジアのモンゴル。

 ツアーは2021年2月19日(金)にオリエンテーションとして世界全体の子供の貧困・教育問題を解説する。2月22日(月)は世界の事例紹介として、アフリカ・ウガンダのほか、2月25日(木)は中東のレバノン、3月2日(火)はアジアのモンゴルと中継を結ぶ。3月5日(金)は「私たちができることを考えよう」と題した振り返りとまとめを行う。参加代金は全5回セットが2万円。世界の事例紹介の1回当たりが8000円。

 同ツアーの売上の75%は、セーブ・ザ・チルドレンが世界各地の子供たちを支援する活動に充てられる。

 HISスタディツアーデスクは、旅を通して持続可能な世界を実現することを目指し、SDGsに関連した商品を造成している。社会問題や国際課題の発見と理解、解決を切り口にしたツアーをはじめ、社会が持っている手本とすべき制度や生き方、暮らし方、多様な考え方などの学習を目的としている。

 このほか、参加することで、地域と社会、世界、地球環境、未来の創造方法を現実から学び、変革を担う人材の育成も目指している。

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